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中小企業診断士 小泉悟志が実践する 中小企業のための“成果につながるWEBマーケティング実践講座” 第8回|中小企業にこそAIを ―― ChatGPTで始める現実的WEB活用法 ――

「AIは大企業やIT企業が使うもの」「うちには関係ない」

中小企業の現場では、今もこうした声をよく耳にします。しかし実際には、人手や時間が限られている中小企業こそ、AIの恩恵を受けやすいと私は感じています。特にWEBマーケティングの分野では、AIは“即戦力の補助役”として活用できます。

その代表例が、ChatGPTの活用です。難しいプログラミングや専門知識がなくても、文章作成やアイデア整理をサポートしてくれます。たとえば、ブログ記事の下書き、ホームページの文章案、よくある質問(FAQ)の作成、SNS投稿のたたき台など、これまで時間をかけていた作業を大幅に効率化できます。

重要なのは、「AIにすべて任せる」のではなく、人が判断し、仕上げる前提で使うことです。ChatGPTはあくまで補助ツールであり、会社の強みや想い、現場感までは自動で理解できません。たたき台をAIに作らせ、それを自社の言葉に整える。この使い方が、現実的で成果につながりやすい方法です。

また、AIを使うことで、これまで手が回らなかった情報発信にも挑戦しやすくなります。「書くのが苦手」「時間がない」といった理由で止まっていたブログやSNSも、継続しやすくなります。結果として、検索対策や認知向上といったWEBマーケティング全体の底上げにつながります。

一方で注意したいのは、AIの出力をそのまま使ってしまうことです。内容が一般論に寄りすぎたり、自社の実情と合わなかったりするケースもあります。最終的な責任は人が持つという意識が欠かせません。

AIは脅威ではなく、味方です。小さく使い始め、少しずつ慣れていく。それだけで、WEBマーケティングのスピードと質は確実に変わっていきます。

次回は、
「補助金・助成金とWEB戦略の相性 ― 設備投資で終わらせない活かし方 ―」
について解説します。

WEBマーケティング研究会
代表 中小企業診断士 小泉悟志

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