DRM研究会の濱田です、

4月になり、新年度になりました。

社会人になって働いていると
なかなか実感することが乏しいですが、
新しい生活が始まった方も多い時期です。

この時期、
とある企業の新入社員研修を
担当させていただいています。

かれこれ6年くらいでしょうか。

昨年は4月になる直前に
緊急事態宣言が発出されたこともあり、

予定していた研修は行えず、
急ごしらえであったことは否定できません。

それを糧に今年は、

「オンライン+集合研修」

のハイブリッド型の研修を行います。

約2カ月の長丁場になりますが、

もちろん新型コロナウイルス感染の状況に応じて
柔軟にカリキュラムを変更できるよう

万全の準備をしています。
(とにかく準備が大変だった・・・)

さて、そんな新入社員研修ですが、

初めのうちは

社会人基礎研修

というようなものから始まります。

○学生と社会人との違いは?
○あいさつや名刺ってどうしたらいいの?
○電話の取り方をマスターする

という本当に基礎的な部分から始めます。

昨今では、特に「電話」の練習が重要です。

なぜなら、スマホが普及して、
固定電話を使ったことがない方が増えているから・・・

研修が終わって
現場に配属されたときに

「電話をとるのが怖い」

といった電話恐怖症なんて言葉も聞いたことがあります。

こういった研修の中で、
最も力を入れるといっても過言ではないのが

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社会人としての心得
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です。

○お客様や取引先を不快にさせないあいさつ・態度
○日々なにに注意しなければいけないのか

という、本当に基礎的な部分です。

研修の中では
グループワークの課題として、

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望ましい社会人の姿
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をまとめてもらいます。

よく上がるキーワードとしては、

✔清潔感
✔はきはきとした話し方
✔TPOに応じた服装・態度

といったところです。

研修としては、

「みなさん、いま発表したことできてますか?」
「今後社会人として自らを正していきましょう」

という形で進めていくのですが、
その話の中で、失敗例を話したりします。

×態度についてクレームを受けた事例
×悪印象になってしまった話し方

などなど

というところで、私の中に衝撃が走りました。

頭の中で描いた失敗例が

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ベテラン社員ばかり!
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ということです。

もちろん若手社員が
失敗しないというわけではありません。

ですが、若手社員の失敗は、
上司やチームメンバーがフォローできたり、

特に新入社員のうちは、
相手先も多めに見てくれることがあります。

しかし、
(新入社員を脅そうと思って考えていた・・・邪ですね)
取り返しのつかない失敗は、

「ベテラン社員の失敗」

だと気づいたんです。

それも、

商品が不良品だった
提供したサービスで失敗した

というものではなく、

×単に態度が悪い
×何言ってるかわからなかった

という
まさに新入社員研修で指摘するような内容です。

私が実際に経験したのは、

お客様との打ち合わせの態度が悪い
(足組んで話すし、かかってきた電話で平気で出る)

そんな苦情から、大問題になったことでした。

しかもその社員は50代の大ベテランです。

よくよく振り返ると、
だれも指摘できなかったのが良くなかったと思います。

三つ子の魂百まで

とは言いますが、

ビジネスマンとしての望ましい姿は、
仕事をしているうちにおろそかになると感じています。

私自身は、
毎年の新入社員研修を行い、

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自分自身をあらためる
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こんなことを考えています。

町中を歩くフレッシュな社会人を見て、
自分自身の態度を見直す機会にできればいいですね。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました!

DRM研究会 濱田

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